販売促進|販促のヒント|料理とワインのマリアージュ 中華とワイン
エビマヨに合うワインって何?ドイツの〇〇が粋!
意外と周りにいるマヨラー。マヨネーズラブな方々は、中国料理でもエビマヨがお約束。実はエビマヨは本場中国発祥ではなく、あの周富徳氏が日本で考案した創作料理だったとか。エビに衣をつけカリッとあげ、マヨネーズの生っぽさを消すのに研究を重ねジンにたどりつく。家庭用のレシピには練乳を少々混ぜ、コクのある甘さと酸味が香ばしいエビを包み込んで… この絶妙な味のハーモニー。さてワインは何を合わせますか?
定番なら「樽熟成させたシャルドネ」を
今回のお料理は、東京・青山にあるモダンシノワーズ「礼華」 マンゴーを添えて、天然のトロピカルな太めの甘さが加わります。酸はとがらずに丸く穏やか。ワインも同様に酸がとがらず丸い味わいを選びます。 定番は「樽熟成したシャルドネ」 乳酸発酵(マロラクティック発酵)によりとんがったリンゴ酸が丸い乳酸に変化し、シャルドネのメロンやパパイヤ的な果実味とピッタリです。
変化球「ドイツのピノブラン」新鮮かつ差別化を
とドイツのピノブランはドイツ語ではヴァイスブルグンダーと呼ばれ、黄色い果実のアロマとまるみある酸が特徴。さらに南方のバーデン地方のフーバーさんが選りすぐりのブドウから造ったものは温暖さの恩恵も加わりトロピカル感が加わります。カリンや柿、ミラベルなどの黄色系フルーツの香り、コショウやムスク、白檀などのふんわり広がるフローラルアロマ。やわらかいトロピカルな果実味がふっくら広がり、エビマヨのふわっとした衣、添えたマンゴーと一致。にじみない良質な酸がとがらずにまるく、エビマヨとなじみつつ優しい爽やかさを余韻に残します。
新しいもの好きのソムリエへの売込みやワイン通な方との会食で、こんな変化球なら「おっ!」と言わせる新鮮な提案を。数あるシャルドネとの競合も避けられますよ!
【Huber Weisser Burgunder 2013 Trocken /BADEN/ Herrenberger hof 】
フーバー ヴァイサーブルグンダー2013 トロッケン バーデン 輸入元:ヘレンベルガーホーフ¥4,104